そのブロマガは未掲載です(2)

ヒマを持て余して死にそうな暇人向けの、暇人の戯言です。忙しい方は魂の休息を取る仕事にお戻りください。

タバコ系 過去を振り返りつつ書き直してみる

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
◆◇ 編集中 休憩がてら公開 編集再開は、体調と気分次第 ◇◆
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

ブログ移転ついでに、自分で読み返して思った。
雑に書いてたから、そりゃ雑になるわなwwwww

もう少し分かり易くなるように努力しつつ、
ついでに、はてなブログの機能テストしながら書き直してみる。

 っつってもまぁ、今まで何書いたのか知らん奴らも居るだろう。
カテゴリから追ってもいいが、リンク付きで一覧置いておくわ。

過去記事一覧

  1. 手巻きタバコ系 個人的に発見したコツの備忘録

  2. 手巻きタバコ系 カネ無い奴用

  3. 手巻きタバコ系 葉っぱのケチり方

  4. 手巻きタバコ系 今からやりたい奴用

  5. 手巻きタバコ系 未来と可能性

  6. 手巻きタバコ系 紙、ペーパー、ブラント。

  7. 手巻きタバコ系 備忘録その2 ※下書き放置につき非公開

手巻きタバコを・・・

今から始めるなら、気を付けるべき事

葉っぱ選び

どの葉っぱがイイのか、そんなもんは個人の体質による。
あっちの銘柄は味がいいだの、こっちの銘柄は気軽に吸える安さだの、
そんなもんより大切な事がある。

吸って体調が悪くなるようなものを、他人に言われるがままに吸い続けてたら、
どれだけ吸っても癒されず、むしろ嫌になるだろう。
自分の体質に合った葉っぱを探し出す所から始めるべきだ。

不安なら、最初は無添加の葉っぱを選ぶといい。
フレーバー付きだの添加剤入りだのは、種類が多過ぎて
一本ずつバラ売りならともかく、20本入り箱買いが主流の日本では、
現在販売されている全ての銘柄を試す前に、寿命が尽きるだろう。

そんな不毛な罠に陥る前に、安心して吸える無添加の葉っぱを確保しておく事が重要。
無添加の葉っぱは、試しに買った見知らぬ銘柄の葉っぱと混ぜて薄める事も出来る。
自分の舌や喉に合わなかった銘柄でも、もったいない精神で無理して吸うのではなく、
ムリ無く吸うための調整に使える。

最初は加湿が~乾燥が~とか考えなくていい。
一番気にすべきは、密閉だ。

袋より紙ドラム缶の方が、プラのフタを開け閉めすりゃいいだけだから、ラク
何なら密封用のアルミの内蓋をひっぺがして開封するんだが、
皿型に反らせて落とし蓋にすれば、その上に簡易加湿器を置いておける。
素焼きの陶器に水吸わせて、垂れないようにザッと拭いて、
接触れないように一緒に入れておくやつ・・・の受け皿が、毎回付いて来る。

そういう意味も込めて、初めての葉っぱにオレが推すのは、PL88だ。
小さいパウチが無い代わりに安く、
手巻き、ローラー、チューブ、キセル、パイプ、
何にでも対応出来るちょうどいい刻みの太さ。

刻みの太さ別に、吸った事あるやつ並べると

RAW(少し太め)
 クラシック・シャグ
 オーガニック・ブラウン・シャグ
 ブラック・シャグ

PL88(オールラウンダー)
 バージニアブレンド
 ヴィンテージブレンド(旧称:ジャストタバコ)

ペペ(少し細め)
 リッチグリーン
 イージーグリーン

アンバーリーフ(極細、キセル適正優)
 ノーマル
 ブロンド
 オーガニック・ブレンド

このあたりが入門にオススメ。

香料だけじゃなく保存料も無いから、
保存料との相性が悪くて腹を下す心配だけは消える。
粉のスポーツ飲料で言う所の、水選びくらいのイメージでOK。

フレーバー付きは、味の強さや保存料のクセの強さが、
銘柄だけじゃなく、味毎に千差万別だから。
スポーツ飲料の粉を直で口に入れて平気な奴も居るだろうが、
何も知らずに口にしたら、大抵むせる。ボトムズ的な意味で。

そっとしておかないと火種持ったままむせてて危ないんだもの。

 

紙選び

ぶっちゃけ、葉っぱの味を最大限に引き出すなら、
麻紙(ヘンプ紙)か極薄(ultra thin)を選びたくなるだろう。

だが、実はこの二種、非常に巻き辛い。
滑りまくるわ、薄いから手の油吸ってしまうわで初心者にはオススメ出来ない。
巻く前にアルコール消毒スプレー(ジェルはダメ)で手指を脱脂して、
指先が究極までサラッサラな状態で、滑る小さな紙を扱わなきゃならない。
いきなり挑むと、箸の練習だからと言って、
先が丸い端に、丸い豆を組み合わせるような、
鬼畜スパルタ教育と同じくらい難易度跳ね上がる。

最初は普通の紙がオススメ。
厚みがある分圧縮されてないから、表面がつるぺた仕上げになっていない。
持ちやすく、柔らかく、変な癖が無い紙。

豆知識:タバコの巻紙は金属材等と同じく、大抵パッケージの色で見分ける

オレが使った中でのオススメは

入門、原点にして安定の実家、普通にパルプの紙。
 RIZLA(リヅラ)
  オレンジ(レギュラー)
 COLTS(コルツ)
  ブルー(一種のみ)
 ZIG-ZAG(ジグザグ)
  ブルー(スローバーニング)
 SMOKING(スモーキング)
  ホワイト(レギュラー)

少し慣れてきたら、
パルプからヘンプライスペーパーを試してみるのもいいだろう。
巻きやすい割に、味の違いがちゃんと出る。
こっちは比較的巻きやすいやつ。
 PUEBLO(プエブロ)
  ライトブルー(オーガニック・ヘンプ
 DOMINGO(ドミンゴ
  ライトブラウン(オーガニック・ヘンプ
 RAW(ロウ)
  クラシック(漂白麻紙)
 SMOKING
  マスター(またはシルバー)(極薄ライスペーパー

こだわりたいなら、味に極振り。
巻き辛くともKIAIとKONJYOUで涼しい顔して巻いてやんよ!
って奴に定番のオススメ。
 RAW
  オーガニック(無添加麻紙)
 SMOKING
  ブラウン(超極薄ライスペーパー
  オリーブドラブ(OD、オーガニック・ヘンプ
  リコリス(外側に甘草抽出物が塗られている。失敗すると色が剥げてダサくなる)


気負わずに、とりあえずタバコの通販サイトでも覗いてみるといい。
これでもまだ、制覇には程遠い。

何しろ在庫の紙を消化するために、
わかば買いたいけど1か月1カートンで縛って手巻きしてるから。

 

フィルター選び

ぶっちゃけフィルターは、
どれも「日本で売られている既成のタバコより、少し短い」と思っていい。
手巻き業界の普通が、そうなってるんだ。

かといって、ロングとかスーパーロングとか選ぶと、
今度は思ってたより長くて、ペーパーの無駄遣いに思える奴も居るだろう。
普通の長さのやつから試していくといい。

ちなみに、別にフィルター自体は巻紙の外に出しても構わない。
大抵のフィルターは、フィルターの外を覆うように紙が巻いてある。
フィルターの径に合わせてビシッと巻くか、
チップフィルター(厚紙巻いただけのやつ)を内側で膨らませて合わせるかは、
好みの問題でしか無い。

あぁ、たまにアホな奴らが
「すんごい長いフィルターだから葉っぱ節約できるよ!」
とかほざいてるが、
すんごく長く巻紙の外側までフィルターを出した状態で巻けば、
結局一本に使う葉っぱの量なんざ、太さが同じなら変わらん。

全長が伸びるだけだ。

むしろフィルターを巻紙の内側に全部入れると、巻紙の無駄でしか無い。
最初から節約したいなら、細いフィルターで細く巻くといいだろう。

ペーパーは細いのを買う必要は無い。
まずは巻きやすさ、次に裏巻きで余った部分を切るなり焼くなりすりゃいい。
チュービングで細いのを買うならアリだが、手巻きだと割高なだけだ。

なら逆に安上がりなのはどうやって作るか?
ショートホープみたいな巻き方をするにはどうすればいいか?
そこらへんは後述「カネをケチるなら」の所にでもまとめて書く予定。

ヒントは「数メートル単位で売ってる、枚数ではなくロール状態の巻紙」だ。
切るのが面倒ならどうでもいいと思うかもしれないが、
実は長さで計算すると、
葉っぱ巻く長さ(好みで)+フィルターとの接続部(大体1~2cm)
1ロール大抵4m、
フィルターの抜け落ちを嫌って2cmで接続したとして、
100本作って200cm、つまり2m消費
葉っぱも1本あたり2cm

比較対象として、わかば
全長8cm、フィルター2cm、葉っぱ6cm。
太さは8mmだが、今は太さなんざどうでもいい。
ロール式ペーパーは、葉巻並に太い巻き方も出来てしまうくらい太い。

この基準で巻く場合、
4000mm/80mm=50
50本巻けるように見えるだろう?
ところがどっこい、手巻き用の市販の、標準的なフィルターは、
長さ18mm、太さ8mm
オレはこれを長さの半分くらいしか、つまり1cmくらいしか紙に突っ込んでいない。
つまりペーパー使用量は、全長から-1cm出来てしまう。

となると、4000mm/70mm=57.142857・・・
大体57本巻けてしまう。

ペーパーとフィルターをキッチリ密着させて巻くことの重要性が分かるだろうか?
まず、カネに響くんだ。

次に、味に響く。
隙間風程度でも、空気が混ざるだけで、重さが変わる。
ペーパー側面にまちばりで穴あけて、軽めの味にしたがる奴らも居るくらいだ。

むしろ葉巻の中央に縦貫通で細い穴を一本あけて、
口腔喫煙用の葉巻を肺喫煙出来ちゃう上に、
真ん中にフレッシュエアが入りやすいが故に火種が中心に寄り易くなる、
なんていう長くて丈夫な針を売ってるメーカーもある。
ブランド名は忘れたが、maquimaskaとかいう
金属の使いまわし出来る手巻きフィルター売ってる所だったかな?
黒猫型の持ち手とか付いてたと思う。

余談はさておき、紙の太さより長さの方が重要かつ、
フィルターを全て巻紙の内側に収める事の無意味さは理解して頂けただろうか。
これ以上の事は後回しだ、次いこう次。

 
タバコを巻く手段を選ぼう

オレが今まで実際にやった、タバコを巻く手段を、初心者にオススメな順で出す。

不器用なら
・ワンヒッター
・ローリングボックス
・ローラー
・チュービング
・ハンドロール

手間を惜しまないなら
キセルかパイプ
・ボング
・木材吸い口式ハンドロール
・ローラー
・チュービング
・ローリングボックス

葉っぱをこぼすのが不安なら
・ローリングボックス
・チュービング
・ローラー
・ハンドロール

さて、それぞれザックリとオススメポイント書いていくぜー

・ワンヒッター
別名、ただの筒。
火をつけて一息で吸い切れる程度の量しか詰めれない代わりに、
ティッシュのこより(ねじったやつ)だのジッポオイルだのエタノールだので
雑に洗ってもかなり掃除しやすい、まっすぐタイプのアメリカンキセル
大抵耐熱ガラスで出来ている。

初心者にオススメなのは、actiTubeフィルター対応のワンヒッター。

普通にただの筒なもんだから、適した弱さで吸わないと口に葉っぱ入ったり、
可燃物が燃焼する時に発生する水に、タバコのヤニだのタールだのが溶け込んだ、
パイプ用語で言う所の「ジュース」が口に入ったりと厄介な経験をしたり、
ヤバい吸い方でヤバいほど連続で吸うと、
張り付いてたタールの固形物が熱で溶けて半固形になったものが、
火傷するような熱さのまま喉の奥まで飛び込む事故すらあり得る。
というか、オレは一回やらかした。
そういう諸々を回避するために、
最初のワンヒッターはフィルター刺せるやつがオススメ。

◆◇◆◇◆ WARNING ◆◇◆◇◆

ガラス製パイプの取り扱いのうち、
常識だからこそ今更言われない最重要項目

◆◇◆◇◆ WARNING ◆◇◆◇◆

ただし、ガラス製品は急速な温度変化に弱い。
吸い終わったからって水にすぐ漬けると、割れたり、割れやすくなる。

だが、ヤニは熱いと柔らかい。
吸い終わってすぐにまた次が吸いたいと思ったら、
焦げようが汚れようが構わないような割り箸と、
安い鉛筆削りやカッターナイフ等を用意しておいて、
冷え固まる前に大まかに削ぎ落としておくといい。

カーボンが残ってた方がいいパイプは、木製だけだ。
本体の焼けや割れヒビを、カーボン層で守った方がいいのは、木製だけだ。
ガラス製の場合は、単に雑味の増加だけでなく、
燃焼時に副次発生する水に、最初からヤニが溶けることで、
喉への熱いヤニの塊が飛び込む危険性が上がる。

ワンヒッター程度の体積なら、ほんの数分で冷えるから、
焦らず待った方がいい。


キセルかパイプ
葉っぱを入れる所が、上向きに曲がってるやつ。
曲がってる分掃除が大変だったり、
分解だの、フィルター内蔵式ならフィルター交換だの、
手間が掛かる子ほど可愛がりたくなる奴向け。

初心者にオススメなのは、
キセルならファインパイプ
パイプならフィルター入れれるやつ

どっちもワンヒッターと同じく、フィルターを入れられる事が重要。
何しろジュースもタールも、葉っぱの量が増えれば、それだけ発生するからな。

パイプの次点は、掃除がクッソラクな、JouneyPipe系のやつ。
マグネットでくっついて筒っぽくなってるが、実際には分厚い金属の板3枚。
アルコール除菌ウェットティッシュで拭くだけで、ヤニもタールも一気にオサラバ。
マジでノンストレス。

 

・ボング
元々はカナビス(大麻)をキメる為の喫煙具。
タバコでも使ってる奴はたまに居る。
ワンヒッターよりちょい多いくらいの量の葉っぱを一気に燃やして、
水やオプションで氷入れて冷却しながらフィルターとして使い、
濃い煙を内部に溜めてから、空気取り込み用の穴を調整しながら、
好きな濃度で短時間でキメるやつ。

何なら、薄まらないように一気に吸うのもアリだ。

初心者にオススメなのは、BUKKET PIPE
蛇腹式の筒を伸ばすことで煙を吸い溜めて、
火皿をどかしてから、
溜まった煙を吸うだけの、水無しタイプ。
古い人間には「アンパン製造機」って言っても伝わるかもしれない。

検索キーワード
「カナビスカップ BUKKET」

他にも、カナビスカップ大麻をキメる器具の新製品品評会)でググれば、
ボング系やガラスパイプ系の有名どころがけっこう多く出てくる。
もちろん日本でも、タバコ用としてなら喫煙具は普通に買える。
大麻の葉っぱだの何だのは、流石にムリだけどな。

ボングのやべーやつは、理科の実験器具かって状態に出来るやつだ。
何がやべぇって、要求肺活量がやべぇ。
見た目で買うのもいいが、ボング特有の濃い煙を吸いたいだけなら、
要求肺活量と要求水量が、少ないどころかゼロのBUKKETが一番オススメ。


・木材吸い口式ハンドロール
タバコのフィルターは、昔はただ単に
「咥えやすいてけとーな筒」だった。
それが木材だった時代もあるのよ。

何でオススメかっつーと、普通のフィルターと違って、
どれだけ強く握っても、割れる事はあっても、潰れる事は無いからだ。
何なら、金属アレルギーの対象金属さえ避けてしまえば、
金属の筒でもいい。

むしろ、使った割り箸の太い方半分をてきとーに折って取っといて、
カッターか肥後守かなんかで縦半分に割って、
内側に直径の1/3くらいの溝を2パーツそれぞれに付けて、
割った時の木材のクセに任せるままにくっつけたまま、
紙に2~3cmくらい入れて葉っぱと一緒に巻くとな・・・

内側の汚れが気になって来たら、いくらでも使い捨てれる吸い口が、
根気だけでいくらでも量産できる。
しかも、何回か使える。
何なら専用に、安い細めの木工丸ヤスリでも買ってきて、
ヤスリ掃除用の古歯ブラシを確保したら、
掃除代わりに削って済ましたり、いっそ木製ワンヒッターすら作れる。

掛かるのは、ほぼ手間だけだ。

 

・ローリングボックス
ハコの内側の布に、フィルター、葉っぱ、巻紙をセットして、
紙の糊を濡らしたら、あとは閉めるだけで巻き終わるスグレモノ。

ローラーと違って葉っぱが飛び散らず、
こぼれてもボックス内にほぼ収まる。
説明書通りに使う事、
フタを閉める速度を一定に保つ事、
フタを閉め切るあたりでタバコが飛び出してしまうから受け止める事、
この三点だけ気を付ければ、間違い無い。

慣れると、紙巻きの既成タバコ以外だと、最速で量産出来る能力がある。
初心者向けだの不器用向けだの言う下らない奴がたまに沸くが、
極めると最高に便利だ。

何しろチュービングと違って、チューブが無いからって
フィルターと紙だけで即席お手製チューブとか作る必要すら無い。

とりあえず紙で巻いてタバコケースに入れて持ち歩きたいなら、
一つ買っておいて間違いは無い。
タバコケースとしても使えるから。

逆に、安かろう悪かろうなヤツを買うと、痛い出費になるだろう。
市場に出回ってるのは、ほぼ全部金属製だ。
原材料と工賃を削り辛いのよ。

 

・ローラー
逆に、ローリングボックスから原材料費と工賃を削ったものが、
こちらになります。
葉っぱの欠片は当然のように飛び散り、葉っぱの量が不均一ならタバコは捻じれ、
ようやくまっすぐ巻けたと思ったら、フィルターがスッポ抜ける。

初心者の阿鼻叫喚製造機。
手始めに安く済ませつつ、補助器具の恩恵に与りたいのであれば、買うべきだろう。

コツは、前後のローラーベルトの左右端を、同時に同じ速度で回す事だ。

速度がズレれば捻じれるし、
手前のローラー側でしか引っ張らなければ、
限界まで圧縮されてフィルターひしゃげるし、
回し始める前にたるみをある程度取っておかなければ、フィルターすっぽ抜けるし、
紙を差してからほんの少し(0.3~0.7mm程度)緩めないと、
紙が一周してからそのまま出て来たり、

使い方の説明が概要でしか無い罠さえ突破出来れば、コスパ最強なのは確実。

 

・チュービング
着色されてるチューブは、地雷。
着色料が燃える匂いが、タバコを汚染する。
色付いてる方がカッコイイだのカワイイだの言う奴も居るが、

チュービングの真価は
「え?そこのコンビニで買ってきたやつですが何か?」ってカンジで、
既成タバコを吸ってる一般人に紛れて、喫煙所で堂々と吸える事だ。

最初に見た目が完成された状態で出荷されるからな。

スライド式の簡易チュービングマシンで十分。
コツは、葉っぱをケチらず、フタ閉めようとすると圧力を感じる程度に、
ギュっと詰める事だ。

無駄にケチるな、さや紙に入れてから圧縮解除されて膨らむ分を計算しろ。

あと、先端数cmだけ別の葉っぱ入れるのもイイし、
何なら自宅で吸った吸い殻からシケモク取り出して、
それを先端数cmに仕込んでやれば、少しタール重いタバコも作れる。

こぼれるのが不安なら、先端の紙を内側に折り込んでやればいい。
ただし、入れる葉っぱの長さもケチるな。
奥まで葉っぱで満たしてやらないと、
吸い終わり近くで火種がポロリする事故が発生する。

不安なら、フィルターを下にして、机にトントンすりゃいい。
慣性の法則で、紙と葉の摩擦限界を超えて、フィルター側に落ちて行く。
片燃え防止にも効果あるぞ。

 

・ハンドロール
器具、なし。
フィルター、お好み。
紙、自由。
葉っぱ、買え。
紙もオマケでくれる事多い。

あとはKIAIだ。

コツは、フィルターは最初から「巻き終わってから押し込んで仕上げる」つもりで、
数cm外に出しておく事。
フィルター表面と、フィルター側の紙の端を、親指で同時に押さえて、
糊付けの瞬間に指を抜く時まで、一切フィルターから親指を離してはならない。
これだけだ。
あとはマジでKIAIと、巻き方別のお作法(コニカルや裏巻きなど)を守れば問題無い。

 

作業環境を整えよう

前に書いた記事へのコメントで、葉っぱが飛び散るって相談があったのを思い出した。

オレのオススメは、椅子でも地べたでもいい、足を組んでしまう事。
っつっても瞑想とかヨガに使うような膝を地面に付ける方の胡坐じゃなく、
片足の上にもう片方の足を曲げて引っ掛け、片方の膝が地面から遠くなる方の組み方。

股間、膝、膝で三角形を作って、
下側の太ももの上にポテチ置いても、もう片方の足でナナメに支えておけるような、
アメリカ映画でよく見かけるポテチデブスタイルで、
シャグパウチだの紙ドラム缶だのを、腹のすぐ前で固定する。

ミソは、手前向きで腹に立て掛けるのではなく、横向きで足に立て掛ける事だ。
特に、紙ドラム缶や、フタが長いタイプのパウチで、オレがよく使っているスタイル。

コツは、腹にぴったり付けるのではなく、少し前に置く事。
なるべく肘掛けがある椅子で作業する事。
屋外の場合、風が無い場所で巻く事。
屋内でも強風設定のエアコンや扇風機の風下での作業は、なるべく避ける事。

足を組んだら少し猫背になり、肘掛けの先端近くに肘を置き、
片手でペーパー、もう片手でフィルターを持ち、
伸ばしたフタや紙ドラム缶の真上で作業する。

何なら緊急時に、紙ドラム缶やパウチの中に、
葉っぱやフィルターごと突っ込んで退避する事も出来る位置だ。
手巻きや簡易ローラー巻き、ローリングボックス巻きなら、
大体これで作業環境は事足りる。

オレはチュービングも同じスタイルで、
簡易スライド式のやつを使って、空中で縦にしてやっちまうけどね。

チュービングの場合は、機材だの何だの原因不明の事態で、
盛大に葉っぱを撒き散らかす奴も居るらしい。

卓上チュービングマシンだの、電動チュービングマシンだの、
机に置かないと作業ムリな機材に、
雑に葉っぱ詰めて速度最優先で扱ったんじゃねぇかと思うけど。

ぶっちゃけ、一番飛散が少ないのは、ローリングボックスだ。
葉っぱがこぼれるとしたら、ほぼボックス内に落ちる仕組みになってる。

いっそ卓袱台にお盆だの新聞紙だのを広げて、その上で作業するといい。

手巻きタバコグッズのメーカーが出してるやつの中では、
MAC BAREN(マック・バーレーン)のローリングトレーが一押し。
参考資料にAmazonでも貼っとくわ。

https://www.amazon.co.jp/dp/B00SCWKX6O

飛び散ったタバコをシャグパウチに流し込める専用設計になっている。
ただし価格はKonozama仕様なので、たまに安く売ってる別の店もある。
便利そうだと思ったら、脳死でポチる前に、きっちりググるように。

それでも手前にこぼれて服が飛散で悲惨な事になるなら・・・

模型オタクがよく使う、卓上ペイントブースみたいなものを自作するといい。


材料:段ボール箱、手頃な卓上扇風機、ガムテープ、段ボール切るための刃物、根気
最重要めも:段ボール箱は横倒しで使う。

手頃な段ボール箱を用意・・・無いから買う?いやいやいや
近所のスーパー行って、サービスカウンターで空き箱もらえばいい。
お菓子系とか雑貨系の箱が狙い目。
内側に野菜の汁とか付いてる心配も無いしな。

大きさとか内側の汚れとかが不安なら、
手ぇ突っ込んで一旦広げてチェックするといい。
少なくとも内側で両手が不自由なく動かせないと意味が無い。

段ボールの断面で手ぇ切らないように注意。
無駄な怪我は無駄でしか無いから、回避するに越した事は無い。
だが、野菜汚れとかは素手で触ると一発で分かるから、
素手チェックをオススメする。


んで次に、この記事を読めてるって事は・・・
確実に、USB-A端子で、スマホに給電する電源ユニットか、
PCならそもそもマザボに端子付いてるよな?

新品をバラしても後悔しない値段で、USBのやっすい卓上ファン買って、
段ボールにソイツが外向きにスッポリはまる穴あけて、
換気扇(強制排気)付き段ボールを作るのだ。

何なら電池式でもいいが、ひとつ見えてる地雷を避けておこう。
フレキシブル系は、絶対避けろ。
卓上型か、でっかい洗濯バサミ付いてるクリップ型が一番いい。

何なら、USBファンをPCパーツで自作してもいい。
「USB PCファン 自作」でググると分かるが、
PCのケースファン向けに、扇風機の羽根守ってる金網みたいなパーツも、
普通に流通している。
フィルターが欲しければ、金網に手頃な薄いスポンジだの、キッチンペーパーだのを、
結束バンドなり針金なり何なり使って雑に固定すりゃいい。

箱の中に吸い込む気流を、ファンの性能の8割使って実現する程度の心構えでおk。
10割使おうとしたら、こぼした葉っぱすら回収するような
掃除機直結型なんていう本末転倒なゴミを作りかねない。

風の流れる向きを固定することで、外に葉っぱがこぼれにくい、ってだけでいい。

半田ごてだの電線だの触りたくないって奴は、
「pcファン usb変換」
でググれば、既製品のケーブル出てくる。
時短でこっち選んでもいいだろう。

でまぁ、段ボールを一旦箱型にして、まだガムテは貼らない。
底側の、段ボールが二重に重なる所のうち、気に入った所に適切な穴を空ける。
切る時に重なってると労力3.5倍くらいになるから、
目印書いたら開いてから一枚ずつ切る。

なお、一発で切ろうとしない事。
スッポリと扇風機の排気口をハメたいならなおさら、
広げる以外の微調整はしないつもりで、気持ち小さく切っておくといい。

次に、ファン取り付け部とは逆、フタ側を加工する。
下側にしたい方のフタを内側に入れてから、
フタの大半が外側手前に張り出すように、逆に折る。
箱の内側に向かってスロープが出来れば成功。
長さの加減は、各自の好みで。

考えるのがめんどかったら、無加工で机の手前側に垂らしてしまってもいい。

逆に上側は、視界確保のために切り取ってしまうか、外側に折っておく。

左右は、外側に出して半分くらいのとこで折り目を付けて、
スロープの高さ調整の為に切り込みを入れて、
スロープのちょうどいい角度を保持できるように小細工する。

もしくは、左右への跳ね飛び防止の為に、そのまま立てておくだけでもいい。

あとは電源を与えればおk。


そんな小賢しいものより人生が終わるまでひとつの作業箱を使い続けたいって富豪は、
「卓上ペイントブース」買って終わり。
何ならクリップ式のLEDライトなり、LEDテープなりで作業灯付ければ完璧だろ。

ただし中古だの、ペイントブースとして使ってるものだのは、オススメしない。
塗料がタバコに混ざってたせいで病気になるとかイヤだろ?
素直に新品買うといい。





ーーー

手巻きの種類アレコレ

さて、前述した巻き方の選び方もあるっちゃあるが、
もうちょっと細かい話をしておこうか。

 

ローラー

手巻きの次に自由度が高い。
手巻きよりも難易度は低い。

ローラーの構造上、スキマから少し出た葉っぱが落下する。

ベルトの耐久性が寿命を決めるが、
ベルトの柔軟性が使い易さを決める。

巻紙を節約する巻き方には、あまり向かない。
どうしても巻紙節約した巻き方したいなら、
ひと回りデカいローラー買って、幅調整にフィルター使って、
どっちか片側の端で巻くといいだろう。

コツは、ローラーの左右の端で、上下のローラーを同時に回すこと。
大抵、奥側のローラーが固定、手前側のローラーが開閉になっているだろう。
手前側に回して使えとも書いてあるだろう。
って前提で話す。

手前のローラーを回せば締まり、奥側のローラーを回せば緩む。
フィルターが潰れないようにベルトのたるみを取り、
手前側のローラーばかり回してしまわないように、親指一本につきローラー端2か所、
合計4か所を同時に回せば、ほぼ失敗は無い。

たるみ取れたかどうかを指先で理解するまでは、
ローラー以外の本体部分が透けてるやつを買って、横から見て確認するといい。
案外ワンコインで買えたりする。
メタルだ何だの長持ちする高いやつは、
見なくても分かるくらい指先の感覚を磨いてからで遅くない。

 

チュービング

葉っぱは、実はローリングより飛び散る。

一番難易度が低いように見えて、実は一番片燃えが発生しやすい。
何故なら、機材だけは単純に見えて、やってる事は単純では無いからだ。

安上がりな入門用の簡易チュービングマシンでも、
電動の評判が良くてお高いチュービングマシンでも、
やってる事は基本的に同じ。

葉っぱを圧縮して、
さや紙の奥に置いて、
運ぶ為に一緒に刺した板を抜く。

言うと簡単に見えるだろう?
だが、圧縮している、つまりさや紙の中に葉っぱを入れてから、
実際に吸える状態になるまでに、葉っぱが広がる事は理解しているか?
言われりゃ分かるよな。

靴下やタイツと違って、葉っぱが履く紙は、広がらない。

そりゃ中身を小さくしてから入れるしかネェのは、言われりゃ納得だろ?

では、どこで圧縮が解除されるか。
さや紙の筒を固定している、口金までの部分だ。
だから一気に突っ込まないといけない。

かといって一気に突っ込み過ぎると、たった1mmに満たない誤差が、
さや紙のフィルター部分を一気に押してしまい、根本が裂ける事もあるし、
硬い葉脈部分の葉っぱなんかが混入していた場合、細かく千切ったとしても、
押し込む時の速度で、さや紙の胴体を切り裂く事がある。

万が一、葉脈部分のような太くて硬い葉っぱが混ざってた場合は、
葉っぱをスライダーに入れる時に、タバコの中央に来るように、
下側と上側で分けて入れてやるといい。
ただし、太くて硬い炭がタバコ中央に残りやすくなるので、
なるべく1cm未満になるように、ハサミで短く細切れにしてやるといい。

切らなかった場合、灰皿にコンコンやっても灰が落ちなかったり、
逆に大量に赤いままの火種がボロッと行ったりして危ない。

で、何故葉っぱがローリングより飛び散りやすいかっつーと、
スライダーの受け側と蓋側の隙間に挟まったやつが、
次にフタを開ける時に、
基部(下側のガワ及び圧入ピストン並びに金属ガイド板)と
スライダーの間に落ちる。
気付かずそのまま次のタバコにチュービングをすると・・・
基部に落ちていた葉っぱが、スライダーを動かした時に、
基部の外側に落下する。

なら卓上の高いやつ使えばよくね?って思うかもしれんが、
あっちはあっちで、底全面にあるラバーの蓋を開けると、中からボロボロ出てくる。
中に溜め込むよりは、一本作ってはフタぱかぱかして、スライダーしゃこしゃこして、
毎回落とした方が結果的にラク

電動も、評判がいいスライダー式だと同じ。

安い電動のやつは、やめとけ。
吸うための空隙が出来ないスパイラルスプリング式なんかは、マジで最悪だ。
金属の筒が外に突き出してるタイプは、
購入前に警戒した方がいい。

ゴリ押しで詰めれるだけ詰める、ってだけじゃなく、
破砕粉砕してでも限界まで押し込もうとしやがる為、
荒い刻みの葉っぱを入れたはずが、出してみたら粉が隙間なく詰まってた、
ってなりかねないほど、チューブを抜く速度とON/OFFの調整がキツい。

それどころか、鞘紙の奥まで金属筒を突っ込み、
鞘紙を整形し直す、そこまではいいんだが・・・
金属筒と鞘紙の接触面積が大きすぎて、過剰な摩擦抵抗が発生する。

さらに、葉っぱを運ぶ為のバネと金属筒の間に挟まった葉が、
金属同士の摩擦で過剰に細断・粉砕され、粉末状になる。

つまり、箱出しでそのまま説明書通りに使うと、
細切れや粉末にされた葉っぱが、
過剰な圧力でギッチギチに詰まり、
煙を吸う為の空隙が出来ない。

ぶっちゃけ、アメスピよりも吸えない。
むしろあれだけギッチギチなのに吸えるアメスピが奇跡に思えるくらいだ。

もう一度言う。
金属の筒が外に突き出してるタイプは、
購入前に警戒した方がいい。

オレは買ってないが、パワーマチック2だっけ?
卓上用レバー式のやつを電動化したやつなら、買ってもいいと思う。

だが、チュービングから入るなら、原理を実物で理解するために、
安い簡易式と同じメーカーの同じ太さのチューブをセットで買うのをオススメする。
個人的にはZIG-ZAG(tsuge)がオススメ。
チューブの1箱が、他メーカーは200本のやつが多いが、
ZIG-ZAGは100本の箱も普通に日本国内で買える。

 
ハンドロール

一番カネが掛からない。
道具はほぼ指のみ。
補助で買うとしたら、むしろローラー、あと水筆。

水筆は、糊を舐めて巻くのがイヤな奴や、
太巻きが出来るくらい巻き方向にも長い紙を使って、
糊付け以外の部分を巻いて、あと糊付けさえ出来ればって時に、
紙と紙の隙間に、舌より細い筆先を差し込んでスッと濡らすのに使える。

ただし、大抵両手が塞がっているので、
結局水筆のどこかを咥えて使った方がラク、ってなる場面が多い。

大き目の筆立てのカドに水筆を立てて、
筆立ての中に文鎮とかの重りを仕込んでやるにしても・・・
紙を押さえてる指を支えてる腕ごと動かす必要が出てしまうと、
糊を濡らすだけのはずが空中分解に繋がる可能性が高い。

飽くまで、舌に糊が付く事を回避する為に、
口に咥えて使った方がいい。
もしくは、GoProとかのアクションカムや、Nintendo64のマイクみたいに、
胸元にマウント出来るナニカに自作アタッチメントでも付けて、
前ナナメ下15度くらいの角度で固定出来たらラクかもね。

余談はさておき、
ハンドロール初心者にオススメなのは、
チップフィルターを使って巻く事だ。

慣れないうちは、葉っぱの量だの太さだのが安定しない。
チップフィルターは、厚紙をぜんまい状に巻いて作っただけの、
葉っぱ(固形物)と煙(混合気体)を分けるフィルターでしか無い。

だからこそ逆に、たばこ本体の太さに合わせて、
巻いてる途中でフィルターを巻き直すだけで、
タバコに合わせて変形させることが出来る。

スポンジ状や綿状のフィルターの場合だと、
既製品は外側に紙が巻かれている為、
キッチリ太さをフィルターに合わせて巻かないと、
スッポ抜けたり、フィルターにシワが寄ってフィルターの根元から外気吸ったり、
巻きがキツ過ぎると、巻紙がフィルターの反発力に敗けて、
濡らして糊付けした瞬間にフィルターの根元まで千切れて落ちたりもする。

チップフィルターの方が味がどうこう言う奴も居るが、
ぶっちゃけ吸い方の方で加減してやれば、
重い喫味のタバコを、口の中で外気と混ぜて、軽い喫味にしたりも出来る。

逆に、軽い喫味のタバコを重い喫味にする事は、
フィルター千切って両切りにする以外に、ほぼ方法は無い。
そんな手法でも、巻紙の方に微細孔があるやつの場合、
どこからでも外気取り入れて薄めてくれやがるもんだから、
限界はあるけどな。

初心者には、究極の自由度と、現場合わせの合理性が備わっている、
チップフィルターがマジでオススメ。
何なら、巻き終わってからキツめに巻いたチップフィルターを差し込んで、
広がる方向に揉んでやれば、後付けすら出来る。


そうじゃないオレはシガレットケース一杯になるくらい自宅で巻いて、
外の喫煙所で一本取り出して普通に吸いたいんだ!
って奴用に、スポンジフィルターを手巻きで上手く巻くコツも書いておく。

巻紙は、カドがカットされていない、きっちり四角いやつがオススメ。
カドのカットがある方がやりやすい、等と言うのは、
ローラーでしか巻いた事が無い奴らの妄言だ。

葉っぱは、事前にバラバラになるまでほぐしては、ならない。
絡み合った綿状のやつを千切り取って使うと、
巻紙の中でゴリゴリ形を整えてる最中に、端からボロボロ飛び出ない。

もしほぐすなら、
指でつまんで引っ張れば千切れる綿、って程度に、
ちょっと柔らかい程度でいい。

おk?

※すまん、なんか無双の方の孔明先生が「今です、起きなさい」
 とか言いやがった変な寝起きだから口調変わるが、気にしないでくれ。
 頭から孔明ビームがまだ離れてないんだ。

巻紙1枚、フィルター1個、とりあえず出します。
葉っぱももう、開封しておきます。

利き手はちょい休憩。
もう片方の手で、巻紙の端にフィルターを半分乗せた状態にして、
糊が付いてないカドを、フィルターの外側に巻き付け、
巻紙のカドとフィルターの側面を、一緒に親指で押さえます。

フィルターの位置がビシっとキマらない時のコツ
フィルターだけを一旦巻紙に乗せ、
巻くのではなく、ホットドッグのように紙で挟みます。
紙のフィルター側の端を合わせて、キュっと絞ります。
そのままゆっくり転がしていけば、
紙のカドとフィルターの表面がピッチリ合った状態かつ、
フィルターが紙に対して直角を保った状態で、
紙のカドとフィルターを同時に押さえられるポイントが見えるはずです。
ズレる前に親指でさっさと押さえてしまいましょう。

なお、ここでフィルターと紙のカドを同時に押さえた親指が、
最重要です。
この親指だけは、糊付けする瞬間まで、ズラさないようにしましょう。

フィルターにピッチリと巻紙を添わせた状態で、下半分だけU字に、
糊がある上半分はデローンと上に出てる状態になったと思います。

巻紙ちょっと引っ張って、形を整えておきましょう。

利き手の中指をちょい反らし、人差し指と薬指を添えて、
U字の溝を作ります。

巻紙の残りの空間に、どのくらいの長さまで、どのくらいの太さで、
葉っぱを取ればいいのか、目方を付けます。

綿状の葉っぱに利き手をそのまんまの形で突っ込み、
小指以外の4本指で、目方を付けた長さ・太さに、
葉っぱを千切り取ります。

葉っぱのシャグポーチだの紙ドラム缶だのから右手を引き抜く前に、
左手の紙でお迎えに行って、乗せます。

いじった時に葉っぱが落ちても、容器に戻るように、
葉っぱを乗せたら、右手でサポートしながら少し上空に出します。

フィルターの太さを基準に、見た目同じくらいの太さになるように、
紙ごと揉んだり転がしたりしながら、整えます。
余ったら千切り取り、足りなかったら足しましょう。

足す時のコツは、中央より少し先端側、1/3くらいの場所を狙うといいでしょう。

フィルター側に細切れになった葉っぱを足すと、
吸ってる時に・・・
チップフィルターなら口に飛び込んで来たり、
スポンジフィルターならフィルターに張り付いて、要求吸引力が上がったりします。
細切れは、さっさと燃やして煙にしてやりましょう。

ただし、運搬目的を想定しているので、
細切れがシガレットケース内で散乱するのを防ぐ意味で、
先端ではなく、先端よりちょっと内側が、追加投入のオススメ地点となります。

綿状に絡み合った葉っぱは、こぼれ落ちにくいのです。

多分、転がしたり何だりはカンでいけるとして、
いよいよ糊付けって時に、初心者が一番よくやるミスが、

フィルターから指を離してしまって、フィルターが落ちてしまう。
フィルターにせっかくピッチリ添わせた紙が、フィルターからズレている。

っていう結果だけが見えて、過程をすっ飛ばして
「あぁ、手巻きって思ってたより難しいな」となってしまうのでしょうね。

フィルターと紙のカドを固定した方の手は、
絶対に左右にズラさないことが重要です。
手はもう一本あるんだから、そっちを盛大に左右にズラしてやればいいのです。

利き手で葉っぱ全体を整え、
もう片方の手はフィルターと紙の相対位置を固定する事に専念するのです。

糊付け前の最終点検
フィルターと巻紙に隙間が無い事を、
最初に親指を置いた時と、フィルターの角度にズレが無い事を、
なんとな~くでいいから、確認しておきましょう。

巻く時は、フィルター側から巻きましょう。
葉っぱは余ったら千切るなりハサミで剪定するなり、
むしろ足りなかったら押し込むなり、
何とでもなります。
フィルターだけが、何ともなりません。
フィルター側を基準にして巻きましょう。

フィルター側を5mm巻き付けたら、他も5mm巻き付け~
と、段階的に巻くつもりで、
紙が反ろうとしたり、先っぽが広がろうとしたら、

貴様は火計で攻め立てられ、我に吸われる運命にあるのだと、
すかさず利き手で教育してあげましょう。

飽くまで、フィルターからは最後の最後まで、指を離してはなりません。

紙が一周して、あとは糊付けだとなった時、
葉っぱが紙の隙間から飛び出ていないか、確認しましょう。

点火側の先っぽから出てるのは問題無いですが、
糊付けの邪魔をするようなら、容赦してはなりません。

外気を取り入れてしまう隙間を作るくらいなら、その葉っぱは不要です。
押し込み、千切り、切断し、あらゆる手を尽くして排除しましょう。
筒である事、葉っぱと共に徐々に燃える事、この2点が重要なのです。
外気を取り込むのは、
火種が欲しがってる酸素を供給する一か所のみとする事が重要なのです。



「ちゃうねん、なんか最初っからパラパラの葉っぱやねん」
って場合の為のメモ
葉っぱの量の調整は、乗せてからやる。
フィルター側から大体同じ太さになるだろうなーって感触を頼りに、
撫でながら量を整え、多い分を落として、葉っぱの袋なり筒なりに返却する。

運搬するなら、先端部分の紙をねじって留めること。
パラパラだからこそ、よく落ちる。
先端を、太さの半分くらいの長さだけ、紙を余らせて、
内側に折り込むように、ねじる。
何なら、ショットガンの弾(ショットシェル)のように、
折り込んでから外周以外の部分を内側に少し押し込んでもいい。

キセルやパイプという選択肢

もっとお手軽に、もっと気楽に、
短時間でサクっと吸って、さっさと仕事なり何なりに戻りたいって人は、
キセルかワンヒッターあたりがオススメ。

ただし、掃除って作業が追加で入る。

しかも、換気扇と同じくらい、しつこいヤニを相手にする掃除だ。
一瞬でもメンドイと思ったら、やめた方がいい。

それでもどうしても、って言うなら、
Jouney pipe系の、2~3枚の鉄板を磁石でくっつけてるだけのパイプがオススメ。
バラしてアルコール系のウェットティッシュでササっと拭いておしまい。


 

カネをケチるなら

葉っぱのケチり方
紙のケチり方
フィルターのケチり方

よくある問題

片燃えと対策
フィルターすっぽ抜けと対策