そのブロマガは未掲載です(2)

ヒマを持て余して死にそうな暇人向けの、暇人の戯言です。忙しい方は魂の休息を取る仕事にお戻りください。

手巻きタバコ系 葉っぱのケチり方

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 能書き
 太さ編(フィルター)
 長さ編(葉っぱ)
 重さ編(まさかの・・・)

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 能書き
以前投稿した

個人的に発見したコツの備忘録
https://ch.nicovideo.jp/601_774/blomaga/ar1713990

の中で少し触れたが、
・見た目キレイに
・何度巻いてもほぼ同じように
・出先で吸っても違和感がほぼ無いように
という前提条件を付ける場合、
葉っぱをケチると形が崩れ、
巻紙がフィルターと葉っぱの接合部あたりでねじれ、
最悪の場合、そのままねじ切れたりフィルターが取れる。

だが、知識を求めてこんなとこまで来る暇人は、
絶対にこう思った事があるだろう。
「量ではなく質でケチった上で、味も落とさなければ完璧じゃね?」

って事で、実際にケチってるオレの実例を交えて書き殴って置いとく。


 太さ編(フィルター)
日本国内でJTさんから販売されている既成の紙巻タバコ(シガレット)には、
太さでは、あまり種類は無い。
自分で巻いたらどうなるか?

その究極は、太さ変幻自在の、ただぐるぐる巻いただけの厚紙。
いわゆるチップフィルター。
もしくは、いっそフィルター無し。
葉っぱの残り50%~20%くらいをフィルターとして使い捨てる吸い方。
・・・なのだが、そこは一旦置いておく。

てけとーに入手した厚紙や、色薄くて粘着力も低いクッソ安い付箋紙を使うと、
巻紙の内側から色が透けて、通常市販されているタバコとは見た目からして変わる。
手巻き初心者が喫煙所でしれっと吸うには、難易度が高いかもしれない。

「たばこ 手巻 フィルタ」でググれば、色々出て来るだろう。
ポイントは、太さ。
太ければ一本で消費する葉っぱの量が増え、細ければ少なくなる。
が、本数が増えれば巻紙やフィルターの消費量が多くなるだろう。
自分が一本吸うのに使う時間に応じて、巻く太さをあらかじめ調整するといい。

オレは標準のキングサイズ(レギュラーフィルタ)一本を、気の向くまま吸った場合、
アメスピ以外、わかばでもメビウスでもマルボロでも、
大体10分掛かる。
クッソ短くて10本しか入ってないショートホープでようやく、
オレの顔見知り程度の範囲に居る喫煙者の体感平均喫煙時間である5分になった。
オレの手巻きへの目覚めは、ここだった。
どうせ短い奇形タバコ吸ってんだから、手で巻いても別にいいんじゃねーの?
手入れラクなら、いっそキセルでもいいな、と。

オレの最適解は、
 太さ7.8mmのフィルターに、フリーバーニングまたはRAWの巻紙。
 一本8分、巻くの含めて10分。
となった。


 長さ編(葉っぱ)
まず手巻き初心者が
「うっわ何だこれダセェ」
「明らかに中に何入ってるか分からないとか怪しいにも程がある」
と引いてしまうのが、火を点ける方をねじって留める巻き方。

着火時に起こる吸引抵抗の明らかな変化で、
よそ見してても着火成功したか分かりやすいが、
紙が余りまくれば着火後すぐの味が巻紙の味しかしない。
それどころか、普通のタバコより臭い。
確かにねじって留めてるから、先端から葉っぱはこぼれないが・・・
タバコのイヤな方の残り香のうちおよそ7割を占める
巻紙の焦げ臭さ
が、葉っぱ全体に浸み渡って味が落ちる。

そこで、長さ方向で区切って違う葉っぱを一本に巻く事で、
ねじったりせずとも、葉っぱが落ちて来ない状態にすればいいと気付いた。

先端1cm程度を、刻みが細かく、かつ
「風に晒しっ放しにでもしない限り、添加剤で湿っている葉っぱ」
具体的には、コルツやスタンレー等のバニラフレーバーを採用。
残りの中身は、安さと安定のPL88を採用。
フレーバーをPL88が吸って、
吸い始めは甘いが、段々普通のバージニアなよくある味になる。
先端部をコルツのグリーンティーにすると、わかばの味に近かった。


 重さ編(まさかの・・・)
1.いつもより長く吸い残しを作る(フィルターから2~3cmより長め)
2.押し付けず、窒息させず、火種の根元近くを親指と中指でつまみ、
  人差し指のでこピンで火種を切り離して消火する(台湾軍式)
3.吸い殻から残った葉っぱを取り出し、次のタバコの先端として詰める。
  または、フィルターを巻紙ごと折って落とし、
  次のタバコの先端側にフィルターと同じ要領でジョイントする。
4.タールがっつり吸った葉っぱで、新品の葉っぱが燻されて、
  死ぬ程ヘビーな味が楽しめる。
  新品の葉っぱのとこに行くまでは、
  葉巻のように口の中までしか吸わないように。
  肺に入れると、多分色々ヤバい。

ポイントは、灰や炭化した部分を捨てること。
焦げ臭さは排除するが、タールに晒された深煎りの味を継承する。
これぞジョイント。